ゑり繁ビル

The Fashionable Building in Osaka since 1979

ABOUT – 概要

 
概要

「ゑり繁」は「えりしげ」と読み、明治時代から大阪・ミナミの宗右衛門町にて、和服や小物を取り扱う商品を販売していた老舗の呉服屋の名称です。

​写真:和装小物時代に使っていた看板

​現在は、飲食店・バー・スナックなどの店舗が入居するビルの名前としてその名残が残っています。

​宗右衛門町商店街振興組合に加入済。

 
沿革

1900年代初頭

荻野茂次郎により、大正時代に大阪・宗右衛門町にて呉服屋「ゑり繁」を開業。当時修行していた大阪・心斎橋の呉服屋「ゑり嘉」からの独立。
その後、荻野健市が同店を継承。

​写真:
前列左から佐藤(番頭)、川辺(番頭)、荻野茂次郎、荻野茂、荻野健市、荻野一三(幼児)、旭(番頭)、田中(番頭)
2列目、3列目は丁稚メンバー。

​1979年​

​荻野健治郎(健市の息子)により、「ゑり繁ビル」の完成。和装小物を中心に取り扱う業態として1階正面の店舗内で営みつつ、貸しビルも開始し、テナントが入居。

1990年代

呉服屋の店じまいにより、ビル業に専念。